ピリカ・アフリカ・ブリタニカ?英国留学珍遊記

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zoom RSS 分水嶺

<<   作成日時 : 2010/10/08 10:21   >>

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今、自分は分水嶺に立っている気がする。これまでの自分のスタンスと、これからの自分のあり方の境目という意味で。 今まで「何でも見てやろう」「何でも知りたい」「何でもやりたい」というスタンスで生きてきた。イギリスに来てもそれは基本的に変わらないでいたけれど、最近、今のスタンスに限界を感じてきた。いや、正直いうとマラウイでの2年を終えたときに、そのことには気づいていた。「全部やりたい」「誰とでも知り合いになりたい」がいつまでも続かないのは自明の理。そんなのは小学生でも分かる。欲求と現実に折り合いをつけて、マネージメントするのが大人のあり方で、そうでないと社会は回らない。そして一人の人間においてもそれは変わらない。
 

   実に馬鹿らしいことで、いまさら言葉にすることも憚られるけれど、最近そんな自分も変わらないといけないと強く感じている。ずっと長いこと、「捨てる」ことを恐れていて、全部拾い集めて、脈絡のないパッチワークのような
人生を歩んできた気がする(それを全否定するわけではないけれど、焦点をしぼる能力を欠いていたように思う)。なぜ自分がそういう風になったかといえば、説明が抽象的になるけれど、ずいぶん前から「無」や「何もない空間」にそこはかとない恐怖をおぼえてきたからだろうと思う。「所有」したり、「有形化」しないと、どこかに消えていってしまいそうで不安にさいなまれる感覚。隙間があれば埋め尽くすし、沈黙があれば口をはさまずにはいられない。いまだかつて、行間をきれいに空けたノートというものを作成できたためしがない。思えばその傾向は中学生くらいの時まで遡っても見出すことができる。
   
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  たくさんのイベントやコメントや考え、新聞記事で、空間や時間、紙面を埋め尽くすことに費やしてきたような自分の半生を最近振り返ることが多くなり、協力隊の後半ころから、「行間のある人生」を実現したいと思うようになった(できてないけど)。ボブディラン的な生き方に理想を見出そうと、「捨てる技術」をむさぼり読んだりもした。しかしどうしても、それがうまくいかない。だから、「これも自分の個性」と割り切り、ごった煮のちゃんこ鍋のような生き方を押し通そうかとも考えたけれど、ここイギリスに来て、最近あらためて、的確なマネージメントの重要性を強く感じるようになった。本当にいまさらだけど、やはり何かを「つむぐ」ためには丼勘定だけではやっていけない。たくさん捨てなきゃ、何かを組み立てることすらあたわず、だ。今までは、土壇場におかれても、火事場の馬鹿力のような、無茶を繰り返して、なんとか乗り切ってきた。「時間がなければ寝なければいい」「余白がなければはみ出せばいい」という風に。それはある意味バンカラで、出身の北大恵てき寮で推奨される考え方ではあるけれど、「バンカラ!」だけで世界はいつまでもまわるわけじゃないし、少なくともバンカラという思想は英国人には通用しなさそうだ。かつて、北大で白紙の試験用紙の裏に、「都ぞ弥生」(最も愛されている北大寮歌)の歌詞をすべてソラで書いたら、赤点を免れたなんて逸話もあるけれど、その「粋な」心性は日本人にしか理解できないやもしれぬ。と、説明が長くなったけれど、ついに33歳にして、自分の横溢する欲求をコントロールして、「きちんとまとめる」という小学生レベルの基本原理を実施することを実行しようと、本日あらためて、考えた。
 
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   というわけで、まず手始めに、部屋の奥に貯蔵してあったビールを飲み干すことにした。今後はクリスマスまで寮ビールは封印。おしゃれなマイグラスで飲んじゃいました。そして、明日からコリオリ方式(北大ワンゲル時代の伝説的なマネージャーの1人のストリクトな時間管理哲学?)で、締め切りから逆算して、すべての行動を割り出すことにしました。まあ、普通に仕事をしている人からみれば何てことはない、実に些細な決意であると、気づかれると思います。しかし、自分はそういうことをこれまで真剣に実施したことがなかったので、ちょっと革命的かもしれません。いつまで続くか分からないけれど、たぶん来年の今頃には、「もしドラ」もびっくりのマネージメントを実現していることでしょう。でも良く考えたら、ちまちま先の予定を考えてたら、ボブディランみたいな生き方とは正反対だろうな、とも。
結局何がやりたいんだか。一つだけ言えるのは、自分が生きている理由は、「釈迦の手の平から、いかに飛び出すか」ということに尽きるということです。その話は長くなるので、生きている間にまたどこかで。

そんなことを書いていたら、もう午前2時になってしまいました。早速時間管理ができていません。酒でも飲んで寝るか。と、思わないようにがんばります。どうでもいい日記でした。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ユーヤお久しぶり!
ちゃんと生きてるようで、というか写真はあまりに変わらなくてよかったです。

びっくりする捨て方、するよね。え、帰るの?とか議論や会話もぱちっって打ち切るし。ああ外国人なんだなぁと思ったりします。
感心しつつ、つまらないの、と思いもあって私もなかなか捨てられませんが、体力の限界(にともなう気力の低下)がとおの昔にきました。
微分だよね。細分化するためには範囲を限定する必要があって、そこは細分化の仕方によって無限大の世界が生まれる、あの。
りえまん
2010/10/14 04:19
rie

微分積分いい気分だよね。やっぱり。
細分化することで無限大の世界が生まれるような
あり方をぜひとも目指したいです!
yuya
2010/10/17 09:15

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