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zoom RSS 発想の限界/ beyond the limitation of the imagination

<<   作成日時 : 2011/05/18 00:32   >>

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朝起きると、ドイツ人の友人Kathi からフェイスブックで急な呼び出し
(携帯電話のプリペイドユニットがなくなり、最近はもっぱらフェイスブックが彼女の携帯代わり・・・)
「例のものができたから、試食に来てくれ!」

急いでノーフォークテラスを駆け下りて、階下に住むkathiのキッチンヘ駆けつけると
そこには、なぜかバスローブ姿のわが学部メイトが自信満々に鍋を煮込みながら待ち構えていた。
なぜ寮でバスローブ!? という素朴な疑問を発するよりも先に
興奮気味のkathiは
「ユウヤ、あれを実験的に作ってみたから、味見して!」
という

そして、出てきたのが、このスープ
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なんか色々入っていて、にぎやかだ。
「これ、何?」

「ミソスープ」

・・・えっ、ミソスープ、 味噌スープ、 すなわち味噌汁?

しかし、匂いとビジュアルはいわゆる脳内イメージの「味噌汁」から、ビミョウにずれている。

とりあえず味見。

おわっ、ビビビ、予想外の西洋スープ的なテイストに、寝ぼけた脳味噌もビックりんこ。

経験したことのない、味覚のワンダーランド。うまい・・・のか?それすら分からない。

しかし、これ味噌汁なの?何が入ってるの?
と本日のシェフに問うと、

「ユーヤー、これにはアップルが入っているのよ。だから、いい甘みが出てるでしょ」
と少々自信ありげ。

えっ、Apple? あの赤くて丸い、バーモントカレーにも入っているアッポー・・・?でも味噌汁に・・・

「それとカッテージチーズと、コーンと、オイスターソースと・・・」
と意外な食材のオンパレード

そして、インスタント味噌汁のもとを使ったらしく、申し訳程度のわかめも散見される。

うーむ、これはなんといっていいか。「Surprising!」とだけ感想を言うと、「おいしくない?」と
kathiは売られていく子犬のような
悲しそうな瞳でこっちを見ている。

おいしくないわけじゃないけど・・・

いやでも、味噌汁と思うから違和感を感じるだけで、すべての先入観をリセットすればこれは実は
すごい料理なのでは、と考え直して。

「よしkathi,今から日本人としての偏見を全て捨てて、もう一回試食するわ!」と宣言して、

再度試食。忘れろ、忘れろ、味噌汁であるということを、味噌汁、味噌スープ、ミソスープ、ドイツの何らかのスープ・・・

そして、一すくい、舌をはいずるクリーミーなテイスト。まろやかに具財を包み込む絶妙のハーモニー。
これおいしいじゃん!

「おっ、これ、食べたことがない種類のスープだけど、どこの料理なの?」と白々しく聞いてみると

kathiは嬉しそうに
「ドイツと日本がフュージョンした友好のしるしスープよ(略してGJFS)」と名づける。

そう、味噌汁と思うから、変に感じるだけで、そういった前提を崩せば、新しいタイプの料理としては面白い。
つくづく自分は日本的な価値規範に縛られているのだなと痛感する。自分には味噌汁にりんごを入れようなんて発想は逆立ちしても出てこない。だから、異文化の融合する接点は面白い。

「じゃあ、今日は日本人の学部メイトを呼んで、GJSFを食べてもらおう」と、いう話になった。

で、kathiに釘をさす。「これを味噌汁と呼んではいけない。あくまでドイツの伝統的なスープということにしておこう。味噌スープではなくて、ドイツスープの味噌風味ということで」。

昼ごはん、そんなkathiがGJFSをみんなにふるまう。味付けは意外と好評。みな、味噌汁にこういった材料を組み合わせる発想に驚きつつも感心していた。案外、新時代のイノベーションはこういった一見ミスマッチと思える出会いから始まるのかもしれない

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
試験勉強から現実逃避してFacebookを開いたら、面白い記事が!
なるほどー、先入観ってなかなか捨てきれないのと、味見していないからわかんないんだけど、味噌とチーズとオイスターソースと・・・
たぶんここでだと味噌がもったいなくて実験しないだろうけど、食べてみたい気がする。
以前福岡のタイ料理やさんのメニューで「クリームチーズ+ひき割り納豆+青紫蘇のみじん切り」の組み合わせにびっくりして頼んだけど、実は発酵物同士絶妙なハーモニーだったのを覚えています。
全く違った視点からでないとこういう文化の壁は切り込めないでしょうね。
感動しました。
ちなみにこのタイトル、まさしく明日の試験である環境経済学で出てくる、2009年に政治学専門なのに経済学でノーベル賞に輝いたE. Ostromの「Beyondo the tragedy of the commons」みたい。だとしたら、邦題は「発想の限界を超えて」では!?日本人の発想の限界を超えたKathiの功績を讃えて!
長女
2011/05/18 03:51
ちなみに、今日はどうしても鉄分が欲しくて、ホウレンソウのベビーリーフを湯がいて食べたんだけど、鰹節が削りごまが欲しい一品だった、これは。
結局物足りない感を残して終わりました・・・残念。
明日は2つ目の試験。3時間書き続けられるか心配・・・その前に内容の薄い回答にまたなりそうな予感・・・うむむ。
長女
2011/05/18 04:02
コメントに書けないと言ったわりには、きっちりコメントしていただき
有難い限りです(^9^)。
ちなみに最初のタイトルはまさに長女のいうとおり「発想の限界を超えて」だったんだけど、「よく考えたら自分が越えたわけじゃなしな〜」と思って、最後の部分を削ったのです。しかし英語のほうはBeyondを付けたほうが、すわりがいいので、そのままにしたわけです。鋭い!さすが伊達に長生きしていない・・・。ウソデス(ほんとだけど)。
環境経済学というのもなんだか難しそうだね。最近は、脳味噌がカッテージチーズのようにとろけつつあるので、難しい話になると思考停止してしまう。そんなときは鉄分たっぷりのほうれん草の胡麻和えはなかなかナイスなチョイスに思えます。ノーリッチはサイレンセスターよりは日本食も入手しやすい気がするので、こちらに来た折にはお土産に買ってかえるといいよ。ダントツのおすすめはずばり「ウドン」です。日本食じゃないけど。試験ガンバ大阪夏の陣。
yuya
2011/05/18 07:03
ゆうや君もようやく理系的な発想ができるようになってきたね。そう、世の中にある物はすべて発想の転換や、ひらめきから生まれた物。
固定観念を捨てて、新しい物を創り出すのが理系脳だからね〜。
10000の失敗から1の成功の鍵を創り出す。技術はそうやって進歩するんだよ。
今回はたまたまうまくいったみたいだけど(^_^;)
ナギっち
2011/05/18 21:31
そうね。固定観念から抜け出すのは、わかっていてもなかなか実現するのが難しいことだよね。自分の使い古した脳のフレームから逸脱して、新しい何かを作り出すのはチャレンジングであり、ときに骨折りでもある。常に新しい世界を、切り開こうとする科学者のサイエンス魂には敬意を評したいところ。いつまでも腐らないでいたいものです
yuya
2011/05/18 22:06
はじめまして。突然のコメント。失礼しました。 フェラガモ 店舗 http://ferragamo.moryou.com/
フェラガモ 店舗
2013/07/22 14:18

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