ピリカ・アフリカ・ブリタニカ?英国留学珍遊記

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zoom RSS 13ヶ月ぶりの帰国 Back to Japan

<<   作成日時 : 2011/10/07 00:40   >>

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10月2日に英国から帰国して、既に4日が経ちました。最後に、ヒースロー空港で一悶着あったものの、なんとか無事に帰ってきました。昨年8月中旬に出発したので実に、13ヵ月半ぶりの日本です。

懐かしさ、の一方で、体がすっかり英国のリズムに馴染んでしまったので、ちょっと違和感を感じたりもします。
たとえば、日本の雰囲気や食べ物に関しては、すぐに馴染むというか、久しぶりでもとても「普通」に感じます。正直、英国でも大半の食材にアクセスできたので、マラウイから戻ったときほどの感激はありませんでした。実家に戻って、「何が食べたい?」と聞かれても、確かに「イクラ丼」は食べたかったけれど、それ以外に思い浮かばず、次に思いついたのは、ココイチのカレー・・・でした。寿司はおいしいけれど、英国でも結構食べたし、ラーメンやギョーザは自分でしょっちゅう作ってたし。それでも到着した夜に、母親が用意してくれたすき焼きはやっぱり美味しかった。生卵とともに書き込む柔らかい和牛と糸こんにゃくのコンビネーションはさすがに英国ではお眼にかかれなかったので、とても幸せでした。

一方で、違和感を感じたのは、なんといってもその街並み。日本を卑下したいわけでは無いけれど、イギリスのみならずこの一ヶ月ヨーロッパ各地の重厚で華やかな街並みを飽きるほど見てきたので、この日本の地方都市の味気ない町並みがなんとも平凡で、つまらなく見えてしまって、「日本ってこんなイケテナイ街並みだったっけ・・・」と思ったり。日本の文化が欧州に劣るということでは決してなく、日本の伝統家屋や瓦屋根なんかもその優美さにおいては、ヨーロッパに負けず劣らずだと思うけれど、いかんせん、都市部にはそういった「日本らしい」建築物が非常に少ない。「日本」らしい顔が見えてこない。もちろん「京都があるじゃないか」と言われそうだけど、全体の平均として、個人的には日本の街並みが少々みすぼらしく見えてしまう。「石の文化、木の文化の違い」「新しいものを愛する国民と古いものを大切にする国民の違い」などなど、説はいろいろあるだろうけれど、単純に、昔のものがあまり残っていないことが大きいと思う。日本の街並みよりヨーロッパ(とりあえず英国)の町並みを見ているほうが、心安らぐ気がする。雑然としていても、余裕があるというか、「こんな場所に住みたいな」と思う頻度がとても高い。その点は残念だけど、歴史のこともあるし、まあ仕方ない。かな。もちろん自分が日本のことをよく知らない、という可能性もあるので、これからもっと注意深く見てみたいけど。

さらに個人的にもっとも困ったことが、自転車の社会におけるポジションの違い。英国では、自転車は完全に「車両」の一部で、道路を車のように走行できた。というか、歩道を走ることは基本的にはできない。逆に日本では、自転車は「軽車両」のはずなのに、なぜか歩道を走っているし、道路を走るとクラクションを鳴らされたりするという微妙な存在。この違いは、もちろん分かっていたはずなのに、いざ帰国して自転車にのると、とてつもない違和感を覚える。まず歩道を走ることにものすごく罪悪感を覚える。歩行者が自転車にぶつかりそうになったりすると、なおさら。そして信号が変わるのを歩行者と一緒に待つ、というのもなんか歯がゆい。ラウンドアバウトの合理さになれると、信号待ちさえも非常に面倒に思えてくる。どちらも良し悪しあるのだろうけど、長年自転車に乗っている自分としては、英国やドイツに代表される自転車の扱われ方がとても心地よい。日本はちょっと自転車の居場所がない気がする。これは日本社会としても、徐々に歩道から自転車を排除する機運が高まっているので、欧州的になっていってほしいなと自分は思う。

さて、いきなり御託ばかり並べてしまいましたが、
最後の英国滞在もとても印象深いものでした。また機会があれば詳細を綴りたいと思いますが、
わずか一泊二日のノーリッチながら、開発学部の仲間達と最後に再会し、ユニオンパブで杯を重ねることができたのが何よりです。ヨーロッパの旅を終え、ナポリからリバプールに飛行機で戻ったのですが、英国に戻ったとき、空港で英語で人々がしゃべるのを聞いて「帰ってきたな」ととても安心したのが印象深い。たった一年だけど、やっぱり自分にとっていつのまにか馴染みある大事な場所になっていたんだなと、あらためて感じることができました。
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これはリバプール。最後の英国5日間、奇跡のような快晴が続きました。間違いなくこの一年でもっとも晴れた日々

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ユニオンパブで最後の夜に集まってくれた開発学部の友人たち。いい仲間に出会えてよかった

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駅で偶然、ガンビア人の友人ビントゥと会いました

そして、懐かしの中部国際空港セントレア(元職場です)に降り立つと、こんな姫様が空港で出迎えてくれました。
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大きくなったメイッコのユウチャンでした。

懐かしくて、ないてしまう、というよりは、なじみの場所に戻ってきたんだ、という安心感がありました。

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実家近くの矢田川で、写真に全く興味の無いマイちゃん、ユウちゃんと記念撮影。まんじゅしゃげが土手に赤々と咲いていました。家族もあまり変わってなくて、安心しました。みんなまあ元気で、父が定年したことが出発前との大きな違いというくらい。

とりあえずまだ次がどうなるかはっきりしないことばかりですが、ちょっと荷物整理をしたりしようかと思います。なんだか、英国の一年が夢幻のように思えてきて、正直、これから自分がどう進むべきか、迷うところもあります。もちろん、自分もいい年なので、無職状態が続くことには不安や葛藤もあるけれど、しっかりと次にすべきことを整理して、進んでいけたらなと思います。英国編はこれにてひとまず終了。ブログについては、もうしばらくヨーロッパ旅行編を簡単にアップしていきたいと思いますが、基本的には日本編へ移行していきます。なのでタイトルもちょっと変えなきゃね。ちょっと考えます。ではでは。







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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
そうなんだ!帰ったんだね
建物の話、すごく同感だ
ワルシャワからチリに着いてがっかりした
キッシュのつくれぽ書くの忘れてた
生クリームが探せず(あるはずだよね)それ抜きで作ったから「つくれ
ぽ」では無いか
家に巨大なオーブンがあってオーブン料理が楽しいさ
なおきち
2011/10/11 02:22
そう、帰ったよ〜。南米もブエノスアイレスは味があっていいよ。あそこはヨーロッパだね。ナポリそっくり。あと、南の方のプエルトナタレスが個人的にはとても好き。パイネも近いし。しかし今はどこにいるの?家に巨大なオーブンって、ことは定住か仮住まい?いつか松本でキッシュ合戦でもしたいね
yuya
2011/10/11 12:27
チリのサンティアゴに住んでるよ
(ここはアレックスの時給が良いから)しばらく動かない気がする
でも都会すぎる
ブエノスアイレスやプエルトナタレスに職があればな。
なおきち
2011/10/12 01:36
おお、いいじゃん。サンチアゴ。都会過ぎるだろうけど、旅先で生活できるだけでも、良いのでは。しかもチリワインは安くて美味しいしね。サンチアゴだったらアコンカグアにも近いね。
yuya
2011/10/12 12:14

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