ピリカ・アフリカ・ブリタニカ?英国留学珍遊記

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zoom RSS 欧州縦断旅行記3 ベルギービールとマグリット

<<   作成日時 : 2011/10/09 10:36   >>

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9月7日
 ロッテルダムからバスで2時間すると、ブリュッセルにつく。Eurolineはブリュッセル北駅に到着する。周辺は、近代的なオフィスビル群。
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本日の宿は、そこから徒歩で5分ほどのホステル「2go4」。
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愛用している「hostel club」のサイトで高得点だったのもあって、予約したけれど、お洒落で小奇麗なホステル。ブリュッセル観光にはもってこい。値段は1ベッド28ユーロとやや高め。

宿に荷物を置いてから、すぐに街に繰り出す。ベルギーも全く情報がないので、宿でもらった地図を頼りに適当に歩く。とりあえず有名なGrand Placeだけは見ておきたい。あとは、最近イギリスでもはまっているベルギービールをたくさん飲めたらそれでよい。

小腹が好いたので、早速カフェで、クロックムッシュを食べながらフルーツビールのKriekを飲む。
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ノーリッチのベルギー料理店でも同じようなビールをのめるけれど、本場で飲むとなんかよりうまく感じる。華やかな味。店員に聞くと、昼間にはこのフルーツビールや白ビールを飲むのが通例だとか。濃いビールは夜と言うことらしい。クロックムッシュはただのホットサンド。自分で作ったほうが美味しい。

ブリュッセルも大きな町ではないので、十分徒歩で回れる。
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雰囲気は、ちょっとダークで、悪くない。フランスの影響が結構あるからか、イギリスよりもちょっとお洒落に映る。

何気なく、店のウインドウを覗いても、その感性に唸る。
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街を歩いていたら、また小腹が空いたので、定番のベルギーワッフルを食べる。ハーゲンダッツの店先でオリジナルワッフルを売っていたので購入。購入後、店員が専用の焼き上げ機で、温めてくれるので、アツアツのワッフルを店先で堪能できる。1枚1.8ユーロ。街角の安い店だと、1ユーロでも買える。
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イチゴやらクリームやらがごてごて載ったワッフルが人気のようだけど、自分はシンプルなプレーンを注文。全然期待していなかったけれど、クリスピーで美味。

そうこうして歩いていると、市の中央部にあるGrand Placeに到着。
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評判どおり、壮麗な建築で、確かに見栄えはいい。でも思ったより、広場自体はこじんまりとしている。

広場を出て、路地を適当に歩いていると、人だかりを発見。
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何かと思い近づいてみると、
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小便小僧だった。
そうだった。ブリュッセルといえば、小便小僧が有名だと、どこかで聞いた記憶が。しかし、ほんとただの小便小僧。一体どこに魅力があるのかよく分からないけれど、とにかく観光客が次から次へとやってくる。中国人や日本人が多い。しかし誰もが、「えっ、これ・・・」と明らかにスケールの小ささに落胆の色を滲ませている。そして、まあ仕方ないけど、一応写真でもとっておくか、といった風情でカメラを操作すると、すぐに立ち去っていく。この光景は、昔の記憶を喚起させる。そう、札幌で時計台を訪れた観光客の落胆ぶりにとても似ている。札幌時計台は、日本三大ガッカリ名所というありがたくない冠をいただいているけれど、ベルギーの小便小僧も、ヨーロッパ3大ガッカリ名所なるタイトルがあったら、間違いなくエントリーされるだろう。比べたらまだ時計台のほうがマシかも・・・。

ちなみに街角にも小便小僧グッズはあふれていました。
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ワッフルと小便の合わせ技。最凶?
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気を取り直して、街歩きを再開すると、とても魅力的な看板を発見。
「Cafe Leffe」
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ベルギーを代表する修道院ビールの一つで、最近筆者が愛飲しているLeffeビールの専門店らしい。これは入らずにはいられない。このカフェでは期待通り、leffeの生ビールを3種類、瓶ビールを3種類揃えている。Blonde,Bruneの定番も捨てがたいところだけど、まだ最近出たばかりというRubyを店員にすすめられて注文。330mlで3.7ユーロ。格安ではないけれど、昔、銀座のベルギービールバーに行ったとき、一杯1500円取られたことを思えば、やはりお手ごろだ。
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とてもフルーティーで、Kriekをさらに味わい深くしたような感。
せっかくなのでBruneも注文。
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ベルギーのビールは、個性ははっきりしているけれど、ビターな英国ビールに比べるとフルーティーなものが多くて、とっつきやすい。そしてバラエティー豊富なので、場面に応じた楽しみ方が出来る点が良い。昼間からほろ酔いになって浮かれる。いつかカフェではなく、Leffeの醸造所を訪ねてみたいものだ。

ワッフルを食べて、ビールを飲んだら、次はもちろんムール貝。ノーリッチの人気ベルギー料理店「ベルジャン・モンク」では、鍋いっぱいのムール貝が大人気だけど、本場ではどうなのか確かめてみたくて、晩ご飯にそこらの店に入る。ポテトとビールがついて10ユーロほど。このあたりは観光客むけのレストランがたくさん並んでいる。本当はローカルに人気のレストランへ行きたいけれど、それを探すのはちょっと大変かも。
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味付けは、シンプルで、塩コショウ、スープストックベース。でもシンプルがゆえにムール貝の風味が引き立って、十分満足。とはいえノーリッチの店でも、十分本場の味を楽しめることがよく分かった。ヨーロッパに来る前は、ムール貝に全く興味がなかったけれど、すっかり好きになってしまった。日本で食べられるだろうか。

夜の市庁舎はライトアップされて絵になる。
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街並みも、陰影が美しい。
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帰り際、近くの商店で、さらに何種類かビールを買って、ホステルに戻って飲む。
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日本から旅行に来ている大学生と元自衛隊の旅人さんがいたので、おしゃべりに花咲かす。


9月8日
翌朝、すぐにドイツに向かう予定だったけれど、ブリュッセルでどうしても行きたい場所ができたので、予定変更。バスは午後にして、午前はそこへ行くことにした。

お目当ての場所は、
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そう、マグリット美術館。あの空をモチーフにしたシュールレアリズム的な絵で有名なルネマグリットの美術館。ブリュッセルに来るまで、その存在も知らなかったけれど、街を歩いているときに偶然見つけて、どうしても見ておきたくなった。
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マグリット。中学や高校の美術の授業でも何度も彼の絵を見た。授業で習った画家の中では、自分にとってもっとも印象的だった。何より、彼のモチーフにとても共感した。どうもダリも好きな自分はシュールレアリズムが「ツボ」のようだ。

あまり時間がないなか、急ぎ足で訪れたマグリット美術館だけど、これは来て正解だった。客も少なかったので、集中して作品に向き合うことが出来た。英国のナショナルギャラリーみたいに、いくら無料でも、客が芋洗い状態の美術館は、作品の世界に没入できないので、あまり好きじゃない。というか、観覧する意味すらあるのか疑わしく思える。それに比べて、照明も暗めの、この美術館はマグリットの作品にとてもふさわしく思えた。

特に印象に残ったのは
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[The man from the sea]
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[The traveller]
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[Blood will tell]
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[The rape]
(もちろん美術館内は写真撮影は厳禁です。これは絵葉書を複写しました)

といったところか。この世界観は、映画でいうと「時計仕掛けのオレンジ」や「イノセンス」、漫画でいうと「ジョジョの奇妙な冒険」などに通じるところがあって、思索を刺激する。宮沢賢治の童話なんかも思い出す。とにかく良い物をみることができた。世界を見つめる新たな眼差しを、提示された、かのような。一時期、ルノワールやゴッホのようなタッチで絵を描いていた時期もあったというのも面白かった。

マグリットの世界に酔いながら、最後にスーパーで、缶ビールを買い込んでケルン行きのユーロラインに乗る。ケルンまでは2時間ほど。次はこれまたビールの国ドイツだ。
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しかし、こんなファン垂涎の缶ビールが150円程度で買える。嗚呼ベルギー、またゆっくりビールを飲みに来たいな。










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