ピリカ・アフリカ・ブリタニカ?英国留学珍遊記

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zoom RSS フィドルの音色に魅せられて/ Le vent du nord

<<   作成日時 : 2011/05/27 17:18   >>

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昔、沖縄の映画「ナビィの恋」をはじめて見たとき、その映画に登場するアシュレイ・マックアイザックの弾く軽快なバイオリンの響きに魅了された。全然堅苦しくない、こんな楽しいバイオリンがあるんだと、初めて知った。それがフィドルだった。

フィドルとバイオリン、何が違うのか?
ウィキペディアにはこうある。

>ヴァイオリンとフィドルの構造はまったく一緒だが、次の言葉が両者の違いを良く示している。
「ヴァイオリンは歌う、しかしフィドルは踊る」
「フィドルにビールをこぼしてもだれも泣くものはいない」 (Wikipedia)

要するに、もっと大衆的で、人々の生活に身近な、踊り騒ぐためのバイオリンといったところか。

それ以来、踊るように奏でられるフィドルはお気に入りになった。

先日、そんなフィドルが中心のバンドが、ノーリッチに来るというので、カナダ人の友人に誘われてコンサートへ行ってきた。

フレンチカナディアンのフォークバンド「Le vent du nord」,フランス語で「北からの風」という意だとか。ケベックを拠点に活動するカナダの民族音楽集団。
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世界中を渡り歩いて、演奏する4人組のようだけど、実力や知名度がどれくらいなのかはよく分からない。ただカナダの友人は「ケベックでも見た」そうだ。

会場はノーリッチの旧教会を改装した、norwich art center。雰囲気は最高。
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しかも、入場料はわずか10ポンド(1300円くらい)なので、映画にいくくらいの気分で気楽にいける。

これが中。
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客層は、おじさん(というよりお爺さん)やおばさんばかりで、自分はほぼ最若年世代。うーん、やはり若者に民族音楽は人気がないのだろうか。しかし、最終的には、会場は超満員で立ち見も出た。

そして肝心の演奏。これが抜群に良かった!しょっぱなからフィドルとアコースティックギター、ベースが全開で、無茶苦茶ノリがいい。リーダーは英語が下手で「はじめましてケンブリッジのみなさん!」などと、とんでもない挨拶をして笑いを誘っていたが、中身は本物。特にフィドラーが、足でリズムをとりながら、バンドを牽引していくさまは、実に圧巻。コンサートホールでフィドルを聞いたのは初めてだったけど、あらためて好きになりました。そして、ほかのメンバーもカブトガニみたいな謎の楽器(写真の左から二人目)をひいたり、アコーディオン、アイヌ楽器のムックリみたいな口琴を使ったりと、音楽の幅も広く、とにかく楽しい。


完全シッティングの着座コンサートだった点のみが少々残念だったけど、満足満足。きてよかった。もっと聞いてみたくなりました。ちなみにフレンチカナディアンの音楽とは、もともとアイルランドやスコットランドの伝統音楽が源流にあるそうで、だからフィドルなのだとか。

しかし、これだけ質の高い音楽をわずか10ポンドで楽しめるのだから、ヨーロッパは文化芸術が身近というか、とにかく環境として羨ましい。日本で同じコンサートにいったら、少なくともこの2−3倍はするだろう。これからは修士論文で忙しいけれど、機会をみつけて、また色々なコンサートに顔を出したいものだ。

ちなみにホール内には、やっぱりお決まりのパブ。
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しかも、英国ではじめて、一番絞りの生を見つけました!
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ま、結局飲んだのはギネスなのですが。

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